音楽始めましたの巻

動機は不純すぎるので割愛しますが、音楽を始めました。
物心ついてから、ずっとやりたかったことです。
小さい頃から、中学生か高校生になったらバンドを組むんだと思ってました。
でも周りにバンドを組んでいるような人はいなくて、だから、大学生になったら軽音サークルに入るんだと思っていました。
でも私が行ったのは学部が2つしかない小さくて地味な大学だったので、軽音サークルには部員はちょっとしかいなくて、「バンプやってます」(←正確には全然忘れたけど)とかなんとか言われて「あ、全然違ぇ」と思ってそこには入りませんでした。
それに、大学の時は「ライブに行く」「(そのために)バイトをする」「(そのために夏休みはきちんと休むためにテストを落とすわけにはいかないので)勉強をする」と意外にやらなきゃいけないことがたくさんあったので、要領の悪い私は他に趣味をする余裕もありませんでした。
そんなこんなで暗黒の大学時代を終えて社会人になり、学生の時にはなかった時間とお金の余裕ができました。
しかし、今度は「バイトをしなくてもライブ行ける!バンザイ!」というわけでライブ三昧…。
その間、ずーっとずーっと私の近くにはバンドをやってる友達は現われませんでした。
そして社会人5年目。このよくわからないタイミングでついに。音楽を始めることにしました。
詳細は割愛しますが、ミクシィは素晴らしいです。
選んだのは相対性理論。立候補したパートはいちおうボーカル。歌うのは好きだし、楽器は弾けないので。
理論にした理由は、他の候補の林檎やYUKIaikoに比べて、まぁ理論だったら多少下手でも「味」ってことで誤魔化しがきくんじゃないか?という超ふざけた理由。
で、初めてスタジオというところに行きました。
何もかも初めてで、緊張してゲロが出るかと思いました。
まずPA卓みたいのにビビり、ボーカルの方がマイ歌詞カードを作っていることにビビり(手ぶらできました)、マイマイクを持っていることにビビり、マイマイクケースにビビり。(マイクって持ち運べるんですね?)
自分の発した「こんにちは」の声の小ささにびっくりしました。明らかにビビり倒しています。
1曲目は「テレ東」。
イントロが流れてびっくり。すごい。ちゃんと「テレ東」だ。
いや「テレ東」弾いてるんだから「テレ東」で当たり前なんだけど。
再現できるんだなって感動してひとり泣きそうになりました。
肝心の自分のうたですが、なんかもうよくわかりませんでした。
なんせ歌ってる自分の声が全然聞こえない。
まぁ下手クソなんだろうけど、その下手クソ具合が、まぁ下手だけど一応聞けるくらいではあるのか、それとも音とかはずれてて全然お話にならない感じなのか、他のボーカル経験者の方が「ふーん」って聞き流せるくらいなのか、それとも「てめーボーカルなめんな。基礎がなってない。きもい。」とキレるくらいなのか、さっぱりわからず。
発声方法とか知りませんし。全部自己流。
歌うのが好き→ボーカル、というわけにはいかないのですね。なるほど。
そういえば私、カラオケで1時間以上歌えません。(へばる)のども弱いし。
ボーカル、向いてないなぁ。(努力する気がない人)
で、ふとキーボードの方を見ると、片手弾き。
スコアを見せてもらうと、和音をじゃーんと弾いているかんじ。(専門用語わからず)
これは…頑張れば、いけるかもしれない!
というわけでスコアと練習キーボ君を購入し、今にいたります。
小4くらいでヤマハ音楽教室(エレクトーン・しかもグループレッスン←やる気ない)をやめて以来の鍵盤です。
でも鍵盤は限界あるだろうな〜…。両手のとか速いのは無理。ピアノずっと習ってた人には全然かなわないだろうし。
ま、やるけどね!
また行ってきたら続編を書きます。練習、練習…。